ホーローと鉄の揚げ鍋は、それぞれに魅力がある定番アイテムです。
しかし、こんな悩みありませんか。
どちらが自分に合っているのかわからない
この記事では、ホーローと鉄の鍋を実際に使った体験をもとに、7つのポイントで比較しました。
一方で、鉄鍋は仕上がりの軽さとサクサク感が抜群です。
この記事では、私の体験をベースに7項目で徹底比較し、どちらがどんな人に向いているかをわかりやすく解説します。
揚げ物をもっと快適に楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
ホーロー鍋のメリット・デメリット | 鉄揚げ鍋のメリット・デメリット |
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揚げ皿と網のセットが便利で洗い物が減る 中性洗剤で洗えて手入れが簡単 四角型はアスパラなど長い食材に向く 食洗機が使える 衝撃に弱く、割れたり欠けたりしやすい 底に食材がくっつきやすい | 熱伝導・蓄熱性が高く揚げ物がサクッと仕上がる 油温の戻りが早く、連続揚げに強い 適切に使えば一生モノ 重くて扱いづらい 錆びやすく、手入れが必要 洗った後に乾燥と油塗布が必須 |
▼お手入れが簡単!なめらかで傷つきにくく食洗機にも対応してますよ♪

▼使えば一生もの!温度復帰が早く天ぷらがサクサクに揚がりますよ♪

天ぷら鍋ホーローと鉄の比較7項目【私の体験記】

本文で、ホーローと鉄の違いを比較していきます。
比較項目 | ホーロー鍋(四角型・揚げ皿+網セット) | 鉄鍋(丸型・厚手) |
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① 価格・コスパ | 約4,000円~。デザインとセット構成に価値 | 約5,000円~。厚手は高価だが長期で元が取れる |
② デザイン性・見た目 | 色が豊富。食卓映え抜群 | 無骨でプロ感。道具としての存在感 |
③ 揚げやすさ | 四角で長物が揚げやすい。揚げ皿へ直置き | 深さと安定感で量を揚げやすい |
④ 揚げ物の仕上がり | 均一に揚がるが底にくっつきやすい | 温度復帰が早くカリッと軽い |
⑤ メンテナンス性 | 中性洗剤で洗える。扱いが直感的 | 油ならし・乾燥が必須。慣れると簡単 |
⑥ 耐久性 | 衝撃に弱い。欠けに注意 | 錆対策で半永久。一生モノ |
⑦ 重さ・扱いやすさ | 軽快。調理→盛り付け→配膳が一筆書き | 重いが安定。連続揚げで強み |
① 価格・コスパ
ホーロー | 鉄 |
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約4,000円~。揚げ皿+網のセット価値が高い | 安~高まで幅広い。厚手は高いが長持ち |
私の実感では、ホーローは「道具+器」の役割を1台で担えるため、価格以上の満足感があります。

揚げたそばから付属の網に置き、揚げ皿ごと食卓へ運べるため、別皿やバットを買い足す必要がありません。
鉄鍋は初期費用がピンキリです。
鉄の薄手は手頃ですが、温度キープを考えると厚手の方が快適で、結果的にお値段は上がります。
ただ、厚手の鉄鍋は10年単位で長持ちするので、長く使う前提ならコスパは非常に高いと感じます。
② デザイン性・見た目
ホーロー | 鉄 |
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カラー豊富。四角は食卓レイアウトと相性◎ | 黒一色の重厚感。 |
四角いホーロー鍋は、とにかく食卓映えします。

私はアスパラやごぼう、長いナスをよく揚げるのですが、四角い形がレーンのように使えて、並べやすく取り出しもスムーズです。
そして最大の推しポイントが、揚げ皿と網がセットで一体運用できることです。
揚げたてを網に置けば余分な油が落ち、揚げ皿ごとそのままテーブルへ。
見た目がすっきり整い、器数も減ります。

ちなみに、大家族には向いていませんので注意。
夫婦二人なら十分に使えます。
鉄鍋は黒一色なので、重厚感があります。
③ 揚げやすさ(食材形状への対応)
ホーロー | 鉄 |
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四角で長物が揚げやすい。網へ直置きで段取り良し | 丸型+深さで量を回せる。連続投入に強い |
段取りの良さはホーローが光ります。
揚げるスペース、油切り、盛り付けの導線が短く、ワンオペでもテンポが崩れません。
とくに串カツやアスパラのような長物は、四角い壁面に沿わせて置けるので、油面のコントロールがしやすいです。
鉄鍋は深さと安定感が魅力です。
から揚げをどんどん回したい日や、かき揚げをまとめて作るときに、油温の落ち込みが少なく、気持ちよく連投できます。
トングや箸の動線は丸の方が回しやすい一面もあり、量をこなす日は鉄を選びがちです。
④ 揚げ物の仕上がり(サクサク感・油切れ)
ホーロー | 鉄 |
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均一な仕上がり。底はややくっつきやすい | 温度復帰が速く、軽い食感に仕上がる |
仕上がりだけで判断すると、鉄の方が良いかも。

衣の立ち上がりがよく、えび天やとんかつは明らかに軽く仕上がります。
ホーローは温度の安定感はあるものの、底で食材が留まりやすい構造だと、衣が点で接してくっつく印象があります。
私は対策として、油面で少し浮かせ気味に動かす、投入直後は触りすぎない、といった操作でくっつきを抑えています。
一方で、ホーローの「揚げ→網→食卓」が超短距離なのは味にも効きます。
油切れしながら余熱の入り過ぎを防げるので、野菜天は十分においしく仕上がりますよ。
⑤ メンテナンス性(洗いやすさ・焦げ/錆)
ホーロー | 鉄 |
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中性洗剤で洗える。焦げは早期オフがコツ | 水気を飛ばし油を薄く塗る。習慣化で楽 |
片付けの速さはホーローが圧倒的です。
私はキッチンペーパーで油を拭き取り、中性洗剤でさっと洗い、やわらかい布で水分を拭き取っています。
焦げつきは放置しないのが鉄則で、温かいうちに湯でふやかすと負担が激減しますよ。
鉄は「油ならし」「完全乾燥」が必須ですが、手順は単純です。
火にかけて水気を飛ばし、キッチンペーパーで薄く油を塗って終了。
最初は面倒でも、週1で使うと自然とルーティン化し、逆に愛着が湧いていきました。
⑥ 耐久性・長期使用
ホーロー | 鉄 |
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衝撃や落下に弱い。欠け対策が必要 | 錆管理できれば長期稼働。 |
我が家では、ホーローは丁寧に扱う道具、鉄はタフに使える相棒という位置づけです。
ホーローはぶつけて欠けるとショックが大きいので、収納は仕切って保護しています。
買い替えサイクルを考えると、長い目では鉄に分がありますが、ホーローの器としての完成度は代替が効きにくい価値だと感じます。
⑦ 重さ・扱いやすさ
ホーロー | 鉄 |
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軽快で取り回し良好。 | 重量級だが調理中の安定感は随一 |
私は平日の夜はホーロー一択になりがちです。
理由は、揚げ皿と網のセット運用で片付けまでが速いからです。
揚げたら網、食卓へスライド、最後は皿を洗うだけ。
鉄鍋は重くて洗い場での取り回しが課題ですが、火にかけたときの安定感は頼もしく、量を揚げる休日は鉄を選びます。
天ぷら鍋ホーローと鉄はどっちがおすすめ?
私の結論は「普段使いはホーロー、仕上がり重視の日は鉄」の二刀流です。
ホーロー鍋がおすすめな人
家事の段取りを短くしたい人に合います。
揚げ皿と網のセットで、揚げたてをそのまま食卓に出せるため、器の数が増えません。
四角い形はアスパラや長い野菜、串カツとの相性が抜群で、見た目も整います。
洗い物を減らしつつ、テーブル映えを重視する人に強く推せます。
鉄鍋がおすすめな人
仕上がりの軽さやサクサク感にこだわる人に向きます。
温度復帰の早さで連続揚げが楽になり、から揚げやとんかつのクオリティが上がります。
適切な手入れで長寿命になるため、長期目線のコスパも優秀です。
天ぷら鍋ホーローと鉄の良くある5つの質問
Q1. ホーローは焦げ付きやすい?
高温で放置すると底にくっつきやすいです。
私は投入直後に触りすぎず、油面で軽く動かして接点を減らすことで防いでいます。
温度計を使い、衣が静かに立つ160~170℃付近を維持すると安定します。
もし焦げても、中性洗剤と湯で早めにオフすれば問題は残りません。
Q2. 鉄は錆びるのが不安だけど大丈夫?
使い終わりに完全乾燥→薄く油を塗る、の2ステップで十分です。
私は火にかけて水分を飛ばし、キッチンペーパーで油を薄く塗って保管しています。
習慣になれば1分程度の作業で、錆のストレスは気にならなくなりました。
むしろ使うほど油がなじみ、扱いやすさが増していきます。
Q3. 味はどれくらい違う?
えび天、とんかつ、から揚げは鉄の方が軽く仕上がる体感です。
野菜天や少量のフライは、ホーローでも十分においしく仕上がります。
Q4. 初心者はどっちから?
段取りの簡単さでホーローを推します。
揚げ皿+網の導線がわかりやすく、片付けも楽ですよ。
温度管理を学びたい人や揚げ物頻度が高い人は、早めに鉄も試すと世界が広がります。
両刀にするとメニューの幅が一気に増えました。
Q5. 最終的にどちらを選ぶべき?
配膳の速さ・食卓映え・洗い物削減を重視するならホーローです。
食感・連続揚げ・長期コスパを重視するなら鉄です。
用途で使い分けると満足度が高く、揚げ物の頻度も増えました。
まとめ
比較項目 | 詳細 | リンク |
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① 価格・コスパ | ホーローはセット価値、鉄は長期価値 | 価格の要点へ |
② デザイン・見た目 | ホーローは食卓映え、鉄は道具感 | デザインの要点へ |
③ 揚げやすさ | 四角ホーローは長物に強い | 揚げやすさへ |
④ 仕上がり | 軽さとサクサクは鉄が優位 | 仕上がりへ |
⑤ 手入れ | ホーロー簡単、鉄は習慣化 | 手入れへ |
⑥ 耐久性 | 鉄は一生モノ、ホーローは衝撃注意 | 耐久性へ |
⑦ 扱いやすさ | ホーローは調理→配膳が速い | 扱いやすさへ |
私の普段使いはホーロー寄りです。
理由は、揚げ皿と網のセットで揚げたてをそのまま食卓に出せて、洗い物が減り、段取りが短いからです。
一方で、勝負の揚げ物は鉄に任せます。
温度の戻りが速く、衣の立ち上がりが良く、食感の点で一段上の仕上がりが出せます。
結論として、日常はホーロー、こだわりの日は鉄。
この二刀流が、私にとっていちばん楽しく、おいしく、片付けも平和な落としどころでした。