福島・母畑温泉の名旅館八幡屋（やはたや）には、「西月館」と「東月館」と呼ばれる2つの宿泊エリアがあります。
とはいえ、建物自体はひとつ。
吹き抜けを囲むように東西南北に広がった構造で、東月館は東～南側、西月館は西～北側のお部屋を指します。
予約サイトで「西月館」と「東月館」という表記を見ると、「この2つはどう違うの？」「どっちを選ぶべき？」と気になってしまいますよね。
実はこの2つ、設備や部屋タイプ、食事、温泉などは基本的に共通していて、大きな違いはありません。
それでも「せっかくなら自分に合う方を選びたい！」という方のために、この記事では微細な違いをわかりやすく整理。
景観や雰囲気、口コミなども紹介していきますね。
ぜひ参考にしてみてください。
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八幡屋の西月館と東月館の違いを詳しく解説
八幡屋の西月館と東月館の違いについて、解説していきます。
景観の違いは…実はほとんどありません
八幡屋の「西月館」と「東月館」は、建物全体が吹き抜けを囲む「口の字型」の構造になっており、それぞれが東・南（東月館）、西・北（西月館）に位置しています。
どちらの客室もすべて山側の景観となっており、大きな違いは見られません。
窓から緑が見えるかどうかが気になるという方もいるかもしれませんが、どの部屋からも落ち着いた自然の風景を楽しめるよう配慮されています。
客室構成は共通で全145室選べるタイプも同じ
八幡屋全体では、和室・和洋室・特別室あわせて全145室が用意されており、東月館・西月館で分かれているものの、客室タイプそのものに差はありません。
広さもほぼ同じで、どちらの棟でも快適に過ごせる設計です。
内装・雰囲気にも統一感
館内全体は純和風を基調としており、西館・東館ともに統一感のある落ち着いたデザイン。
特に「和室に泊まりたい」「畳の香りを感じながらくつろぎたい」といった方には、どちらでも満足できる空間です。
食事・お風呂・サービスもすべて共通
夕食や朝食のプラン、館内の大浴場・露天風呂などの温泉施設、さらにはスタッフのサービス体制に至るまで、西月館・東月館での違いはありません。
食事会場も統一されており、プランによって異なるコースが選べるようになっています。
どちらの棟に泊まっても、八幡屋らしいおもてなしを体験できますよ。
それでもあえて選ぶとすれば…
強いて挙げるとすれば、建物の位置によって館内施設までのアクセスの微差（西館がやや玄関に近い等）や、「南向きの東月館の方が朝日が入りやすい」といったわずかな違いがあるかもしれません。
しかしこれは、「どちらに泊まっても大きな不満は出ない」という安心感の裏返しとも言えます。
八幡屋の東月館と西月館はどんな人にどちらがおすすめ？
八幡屋の「西月館」と「東月館」は、基本的に設備・サービス・客室タイプすべてが共通で、違いはほとんどありません。
とはいえ、「どっちにしよう…？」と迷う方のために、あえて選ぶならこんな視点で考えてみてはいかがでしょうか。
西月館がおすすめな人
- 玄関やロビーに近く、館内移動を少なくしたい方
→ 建物の構造上、西月館の方が出入りが若干スムーズです。 - 北西向きの落ち着いた部屋でゆったりしたい方
→ 明るすぎるのが苦手な方には北側の部屋も◎。 - 比較的リーズナブルに泊まりたい方
→ プランによっては東月館より若干価格が抑えられていることも。
館内の移動をできるだけ少なくしたい、静かな環境で過ごしたいという方には、西月館がおすすめになるでしょう。
東月館がおすすめな人
- 南向きの部屋で朝日を感じたい方
→ 東・南向きの部屋が多く、朝の光が差し込む明るい印象。 - 館内施設の奥側でも気にならない方
→ 少し歩くのが苦でなければ、快適に利用できます。 - 特別室やプレミアムプランに興味がある方
→ 予約サイトでは東月館の方にグレード高めの部屋が掲載されていることも。
朝日が差し込む明るい部屋が好きという方には、東月館がおすすめになります。
どちらにも共通するおすすめポイント
- 自然を感じながらのんびり温泉を楽しみたい方
- 和室で落ち着いたひとときを過ごしたい方
- 質の高い接客と丁寧なサービスを求める方
八幡屋はとくに、質の高い接客と丁寧なサービスに定評があります。
どのお部屋に宿泊しても満足のいく滞在になると思います。
八幡屋の東月館と西月館の口コミ評判
母畑温泉 八幡屋（西月館・東月館を含む全館）の実際の宿泊者の声を、景観・内装・食事・お風呂・サービスといった仕様面から整理したものです。
- 部屋の清掃は行き届いているけれど、建物自体の老朽化は否めないと感じました
- お湯の泉質が良く、大浴場・露天風呂ともにゆったりできました
- 夕食が豪華で満足度高いという声が複数。料理・サービスともに高評価。
- 朝食バイキングで人気の品が早くなくなってしまい、補充が少ない時間帯があった
- ロビーや館内の雰囲気が豪華で、吹き抜けなど空間演出が印象的だった
景観・お風呂・食事・スタッフ対応において高い評価を得ており、宿泊体験として安心して選べる旅館です。
一方、建物の古さや朝食の混雑といった点では若干の改善余地があるとの声もあります。
西月館・東月館のどちらかを選ぶ際にも、これらの共通の評価を押さえておくと安心でしょう。
まとめ｜八幡屋の東月館と西月館の比較まとめ
母畑温泉 八幡屋の「西月館」と「東月館」は、名前こそ異なりますが、客室のタイプや設備、温泉、食事、サービスまで、ほとんど同じ内容で運営されています。
吹き抜けを囲む「口の字型」の建物配置により、どちらの棟からも山の景観を楽しめるのも共通の魅力。
部屋の種類は全145室。和室・和洋室・特別室とバリエーションがあり、どちらの棟に宿泊しても同様に快適に過ごすことができます。
実際の口コミでも、「温泉の質が素晴らしい」「食事が豪華で美味しい」「館内が広々していてゆったりできる」といった前向きな声が多く寄せられていました。
一方で、「建物の老朽化」や「朝食時間帯の混雑」など細かな指摘も見られましたが、サービスや接客に対する満足度は総じて高く、安心して選べる宿と言えます。