新築マンションの購入はワクワクがいっぱいですが、インテリアオプションも楽しみの一つですよね。
しかし、食器棚は「販売主オプションと外注、どっちがいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回、実際に選んだ際のメリット・デメリット、4年使った感想を正直に伝えます。
- マンションオプション会について
- カップボード設置までの流れ
- オプション会と外注のカップボードの費用
- オプション会と外注のメリット・デメリット
- 4年間住んだ感想
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インテリアマンションオプション会に参加
購入手続きが終わると次に待っているのがインテリアオプション会ですね。
カップボードやエコカラットなどたくさんのオプションがありますが、設置を考えている方はまずは売主が主催しているインテリアオプション会に参加します。
中には外注を検討されている方もいると思いますが、できたらオプション会に参加されることをお勧めします。
なぜならオプションのイメージがその場で感じられるからです。
見積りもその場で出してもらえるので行って損はないですよ。
マンション購入からカップボード設置の流れ
マンション購入から1か月しないうちにオプション会があり、1人で参加してきました。
すでに予約済みなので、一家庭必ずインテリアコーディネーターが付きフォローしてくれます。
コーディネーターによっては自分の伝えたいことばかり話す方がいると聞いていますので、必ず自分の要望ははっきりと伝えてください。

オプション会で申し込みをすると、内覧会の前に設置済になり実際の内覧会の時点で確認ができます。
しかし、外注になると入居してから後付け設置になるので時間がかかります。
我が家が設置したカップボード

我が家のカップボードは、売り主のオプションで設置しました。
一度モデルルームで確認ができてるので、大変満足です。
オプション会のカップボード見積り

モデルルームと同じ型で見積りをお願いしました。
観音扉が気に入り、ごみ箱の目隠しになると言っていたのでチョイス。
高さ85×横1400×奥行45
メーカー:タカラスタンダード
金額:約382,000円(税込み)
※2019年時点の料金です。
外注のカップボード見積り
サイズは同じ条件、面材はクリーム色で2社に見積り。
1社目:約452,000円
2社目:約520,000円
※2019年時点の料金です。
リクシルやパナソニックなどの既製品ではなくオーダーという形で見積りをしていましたが、お値段見てびっくりしました。
申し込みは売り主のオプションに決定
何が違うのか分かりませんが、もちろん売主のオプションで申し込みをしました。
オプション会の高い!という概念が覆された瞬間でもありました。
もし数万円高かったとしてもオプションで申し込みしていたと思います。
面材が統一されているので、おしゃれに見えておすすめです。
売主のインテリアオプションのメリット・デメリット
売主のインテリアオプションは、インテリアコーディネーターに相談をしながら見積り書を作成しもらいます。
注文したオプションは最終内覧会までに施工が完了。
メリット
- 入居前に設置されている。
- 売主の保証サービスが受けられる。
- 面材が揃えられ統一感がでてスッキリしている。
売主ならではのメリットですね。
そして安心感が違います。
食器棚などの設備は、システムキッチンなどもともとある面材と揃えることができ、統一感が出てすっきりします。
これは売主だからできるメリットだと思います。
デメリット
- 値段が高い。
- 選択肢が少ない。
売主の間に下請けなど中間業者が入るためマージンが発生する為値段設定は高いです。
外部業者(外注)のメリット・デメリット
外部業者で見積もりを取ってみると以外と値段が高いことが分かりました。
マンションオプション会で案内されたものと同じ内容のものは見つからず。
一般的なメリットとデメリットを紹介しておきますね。
メリット
- ある程度要望を聞いてもらえる。
- 他のオプションとセットで申し込めば割引してくれる。
- 他の業者と比較ができる。
比較しながら内容や値段を検討することができます。
業者によってはセット価格などもあり、よりお得に施工できることがあるかもしれません。
デメリット
- 業者選びが大変。
- 日程を要する。
- 立ち合いが必要。
大変なのは業者選びじゃないでしょうか。
口コミやHPの内容で判断するしかないです。
また下見や施工に立ち合いが必要。
入居前に施工を希望の場合は、引き渡しから入居までの期間で日程も限られています。
マンションオプションカップボード4年経った感想
実際4年間住んで感じたことを紹介します。
メーカーがタカラスタンダードということもありしっかりしています。
扉以外ホーローパネルでできているので、熱に強いかつマグネット使用が可能。
吊戸棚底面と引き出し底面板もホーロー仕上げとなっているので耐久性が良さそう。
トースターを使用する時天板が熱くなりますが、ホーローとなっているので何の心配もなく使えるのが嬉しいポイントです。
そして、カウンターの開き扉は底板がなくごみ箱もすっきりと収納可能。
開けた扉は本体内にスライドして格納ができるのがポイントです。
炊飯器など熱を持つ家電を引き出して使える、スライド収納にすれば良かったと後悔。
天板は広い方が使いやすく、オーブンレンジと炊飯器で2/3のスペースが取られてしまいます。
調理したお皿があまり置けないのが残念です。
一応見た目がスッキリしているので良しとしています。
吊戸棚の角の部分に頭をぶつけることが時々あります。
角なのでぶつけるとかなり痛いですよ・・。
入居して間もないころは慣れないことも踏まえクッション材をつけました。
また、吊戸棚の上の方は手が届かないので折り畳みのできる脚立があると良いでしょう。
隙間に入れておけるので便利ですよ。

まとめ
今回は新築マンションのオプション、食器棚について紹介しました。
売主と外注のメリットデメリットを比較しながら我が家はどのように選び、4年経った今の良し悪しを伝えてきました。
特に売主のマンションオプションは高くて手が出せないと思っている人がたくさんいるのも事実です。
しかし、時間がない人や面材を揃えたい人にとっては有効活用するべきだと思います。
私も食器棚は申し込んで良かったと思っています。
是非参考にして頂けたら幸いです。