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蓄熱式(充電式)湯たんぽは体に悪いって本当?知っておきたいメリット・デメリット

蓄熱式 充電式 湯たんぽ

冬はやっぱり湯たんぽを使いたいですよね!

しかし、蓄熱式(充電式)湯たんぽは、便利そうだけど体に悪いのかな?

発火ややけどなど心配になりますよね。

今回、蓄熱式(充電式)湯たんぽについて、デメリットやメリット、どんな人におすすめなのかを解説していきますね。

この記事でわかること
  • 充電式湯たんぽは正しく使えば体に悪くない
  • 低温やけどや発火のデメリットがある
  • 安物や粗悪品は事故リスクが高い
  • 短時間で温まりたい人にはおすすめ

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目次

蓄熱式(充電式)湯たんぽは体に悪い?気になる危険性5つ

充電式 湯たんぽ ぬくぬく

充電式湯たんぽは体に悪い?気になる危険性5つについてまとめます。

それでは、一つずつ解説していきますね。

危険性①:やけどや低温火傷のリスク

充電式湯たんぽで一番多いトラブルは、低温やけどです。

低温やけどは、短時間でジリっと熱いのではなく、長時間皮膚に熱が当たり続けることで、気づかないうちに皮膚がダメージを受けてしまうのが特徴。

特に布団の中で抱えて寝たり、直接肌に当てたまま寝てしまうと危険です。

皮膚が赤くなってヒリヒリするだけでなく、ひどい場合は水ぶくれや深いやけどになり治療に時間がかかってしまうこともあります。

消費者庁の発表でも、湯たんぽ関連のやけど事故は毎年一定数発生しており、油断できないリスクとされています。

充電式であっても、基本的な注意点は昔ながらの湯たんぽと変わらないでしょう。

チチカカ

「直接肌に触れさせない」「必ず専用カバーを使う」この2つは絶対に守ってほしいと思います。

危険性②:過充電や発火の危険性

充電式湯たんぽは、内部にリチウムイオン電池や蓄熱液を温めるヒーターを備えているものが多いです。

そのため、過充電を続けると電池が過熱し、最悪の場合は発火や破裂につながるリスクがあります。

実際に、経済産業省やNITE(製品評価技術基盤機構)には、充電式湯たんぽの破裂や発火に関する事故情報が報告されています。

過充電のまま放置してしまうと、内部圧力が高まり事故につながる可能性も。

充電式湯たんぽを安全に使うためには、「説明書に書かれた充電時間を守ること」が鉄則です。

就寝中の充電や、充電しっぱなしで放置するのは避けましょう。

個人的には、タイマー付きのコンセントを使っておくと安心感が増しますよ。

寝ている間に勝手に電源が切れるので「うっかり過充電」を防げます。

危険性③:電磁波の影響はほとんどない

「充電式湯たんぽって電磁波を出していて体に悪いんじゃない?」と不安になる方もいると思います。

確かに、家電製品は通電時に微弱な電磁波を発しますが、湯たんぽの場合は携帯電話やWi-Fiルーターに比べればはるかに弱いものです。

さらに、充電が完了したあとはコンセントから外して使うのが一般的なので、電磁波が出続けるわけではありません。

電磁波による健康被害の心配は、ほとんど無いと言えるでしょう。

「体に悪い」というよりも「体に影響するレベルではない」というのが正解に近いです。

気になる場合は、充電完了後すぐにコンセントを抜いて使えば安心ですよ。

危険性①:粗悪品による事故リスクがある

充電式湯たんぽは便利な反面、不良品による事故も少なくありません。

特に格安なノーブランド品や、販売元がはっきりしない製品は要注意です。

こうした製品は安全基準を満たしていないことがあり、内部の電池やヒーターが不安定で、発火や破裂のリスクが高まります。

ネット通販で「安いから」と買ってしまうのは、結果的に危険を招くことになりかねません。

安全に使いたいなら、PSEマーク(電気用品安全法適合マーク)が付いているかを確認しましょう。

また、口コミやレビューを見て「異臭がする」「すぐ壊れた」などの声が多い製品は避けるべきです。

私のおすすめは、やはり国内メーカーや信頼できる大手ブランド製品です。

多少高くても、安全をお金で買うと思えば安いものですよね。

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蓄熱式充電式湯たんぽのデメリット5つ


充電式湯たんぽのデメリット5つについて解説します。

メリットが多い充電式湯たんぽですが、もちろん注意しておきたいデメリットもあります。

デメリット①:電池や充電部の劣化

充電式湯たんぽは内部にリチウムイオン電池を使っているタイプや、繰り返し加熱できるヒーターが入っているタイプがあります。

どうしても繰り返しの充電で電池は劣化していきます

劣化が進むと「充電がもたなくなる」「十分に温まらない」といった症状が出やすくなります。

新品のときは数時間温かかったのに、数年後にはすぐ冷めてしまう…なんてこともよくある話です。

この点は「消耗品」と割り切るしかありません。

長くても3〜5年程度で寿命が来る可能性があるので、買い替えコストも念頭に置いておいたほうがいいですね

デメリット②:長時間の保温が苦手

充電式湯たんぽは、保温時間が従来の湯たんぽに比べて短い傾向があります。

お湯を入れるタイプは朝までポカポカしていることもありますが、充電式は2〜6時間程度しか持たない製品が多いんです。

特に寒冷地で使う場合や、一晩中しっかり温めておきたい場合には物足りなさを感じることもあるでしょう。

布団に入る直前に温めておく入眠時の快適さ重視なら十分ですが、夜通し保温したい人には不向きかもしれません

このあたりは、自分のライフスタイルに合うかどうかで判断する必要があるかもしれません。

デメリット③:本体が重く扱いにくい

充電式湯たんぽは、中に液体やゲルが入っているため、意外と重量があります。

軽いものでも1kg前後、重いものだと2kg近くある製品もあります。

この重さは布団の中に入れるとズッシリ感じたり、持ち運びに不便だったりするんですよね。

特に子どもや高齢者にとっては少し扱いにくいかもしれません。

「温かいけど重い…」というのは、使ってみて初めて気づくポイントだと思います。

軽量モデルを選ぶか、持ち手がついたデザインを選ぶなど工夫が必要です。

チチカカ

ハンズにあったので手に取ってみましたが、意外と重かったです。
大きさにもよりますが、1.5㎏~2㎏くらいありました。

デメリット④:充電中は使えない

当たり前ですが、充電式湯たんぽは充電中に使うことができません。

お湯を入れるタイプならすぐ再利用できますが、充電式は数十分ほど充電時間が必要になります。

「あ、冷めちゃった。もう一回使いたい!」と思っても、すぐには使えないのがちょっと不便に感じるかも。

特に寒い日には、待ち時間が長く感じてしまうでしょう。

このデメリットをカバーするには、複数台持っておくのもひとつの方法です。

リビング用と寝室用など、場所を分けて使うと便利ですよ。

デメリット⑤:破損や液漏れのリスクがある

充電式湯たんぽの内部には蓄熱用の液体やゲルが入っています。

長年使うと、外側のビニール素材やカバーが劣化し破損して液漏れするリスクがあります。

液漏れした場合、布団や衣類が汚れるだけでなく、低温やけどや感電のリスクもゼロではありません。

粗悪品の場合は最初から密閉が甘く、数回の使用で漏れてしまうケースもあるんです。

このリスクを避けるためにも、使う前には「ひび割れや膨らみがないか」を必ずチェックしましょう。

異常を感じたら無理に使わず、安全を優先するのが一番です。

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蓄熱式充電式湯たんぽのメリット5つ


充電式湯たんぽのメリット5つについて解説します。

それでは、ひとつずつ紹介していきますね。

メリット①:手軽にすぐ使える

充電式湯たんぽの魅力は、なんといっても手軽さです。

従来の湯たんぽだとお湯を沸かして入れて、さらにキャップをしっかり閉めるという工程が必要でした。

でも充電式なら、コンセントにつないで待つだけで使えるんです。

忙しい朝や疲れて帰ってきた夜でも、短時間で準備が整うのは本当に助かります。

特に冬の寒い日に「もうすぐ布団に入りたい!」というとき、このスピード感は大きなメリットですよね。

チチカカ

従来の湯たんぽはちょっと面倒に感じる人でも、充電式なら自然と続けられると思います。

メリット②:繰り返し使えて経済的

充電式湯たんぽは、何度でも繰り返し使えるのも大きなメリットです。

電気代も一回あたり数円程度とされていて、コストパフォーマンスが抜群。

例えば、毎日冬の3か月間(約90日)使ったとしても、数百円から千円程度の電気代で済む計算です。

石油ストーブやエアコンを長時間つけるよりはるかに経済的。

「冬の電気代が気になる…」という人にとっては、節約アイテムとしてもかなり魅力的だと思います。

家計にやさしい暖房器具って嬉しいですよね。

メリット③:コードレスで持ち運び自由

充電式湯たんぽは、一度充電してしまえばコードレスで持ち運びができるのも便利なポイントです。

布団の中はもちろん、ソファでくつろぐときや、デスクワークで膝に置くときにも使えます。

また、停電時やキャンプなどのアウトドアシーンでも役立つんですよ。

冷え性の方にとっては日常生活の心強い味方になります。

「部屋の中でも移動しながら使いたい」というニーズにぴったりなアイテムなんですよね。

メリット④:エコで環境にも優しい

充電式湯たんぽは、お湯を何度も沸かす必要がないため、環境負荷が少ないのも特徴です。

電気を使うとはいえ、少ない電力でしっかり蓄熱できるので省エネ効果が高いんです。

また、繰り返し使えるのでゴミが出にくいのも嬉しいところ。

カイロのように使い捨てる必要がないため、エコ志向の人にも支持されています。

メリット⑤:お湯の入れ替え不要で安全性も高い

従来の湯たんぽで怖いのが「熱湯を注ぐときのやけど」や「キャップの閉め忘れによる漏れ」ですが、充電式ならその心配がありません。

お湯を入れ替える手間がないので、子どもや高齢者でも扱いやすいのがメリットです。

さらに、充電が終わればコードを抜いて使えるので、電気毛布のように「つけっぱなしで火事になるのでは?」という不安も少ないです。

布団の中で安心して使えるのは本当にありがたいですよね。

安全性と手軽さを両立している点は、充電式ならではの大きな強みだと思います。

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蓄熱式充電式湯たんぽをおすすめする人としない人

湯たんぽ モフカ mofca

蓄熱式充電式湯たんぽをおすすめする人と、逆にあまり向いていない人について解説します。

どんな人に向いているのか、また避けたほうがいい人はどんなタイプなのかを具体的に見ていきましょう。

蓄熱式充電式湯たんぽをおすすめする人

充電式湯たんぽは、こんな人に向いています。

おすすめな人理由
冷え性で寝つきが悪い人短時間で温まるので布団に入る前に最適
手軽に暖を取りたい人お湯を沸かす手間がなく、コンセント充電だけでOK
電気代を節約したい人1回あたりの電気代は数円程度でコスパが良い
持ち運んで使いたい人コードレスで膝や腰、デスクワークでも使いやすい
子どもや高齢者のいる家庭熱湯を使わないので注ぐときのやけどリスクがない

特に、寝る前のひとときだけ暖かさが欲しいという人にはピッタリです。

私の体験でも、寝る前に布団に入れておくだけでポカポカになり、寝つきがかなり改善されました。

電気毛布のようにつけっぱなしにしなくてもいいので、安心感があるのも大きなメリットでしょう。

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蓄熱式充電式湯たんぽをおすすめしない人

一方で、充電式湯たんぽはこんな人にはあまり向いていません。

おすすめしない人理由
一晩中温かさをキープしたい人保温時間は2〜6時間程度で朝まで持たないことが多い
製品を長年使いたい人電池や内部ヒーターの寿命があり、数年で買い替えが必要
軽い寝具を好む人1〜2kg前後あるため、重さが気になる人には不向き
頻繁に使いたい人充電中は使えず、すぐに再利用できない不便さがある
安さ重視で買いたい人粗悪品は破損や液漏れのリスクが高く、安全性に不安がある

つまり、「ずっと温めてほしい」「壊れにくいものがいい」という人には従来型の湯たんぽや電気毛布のほうが合っているかもしれません。

また、布団の中で重さを感じやすい人や、小さな子どもに直接使わせたいというケースも注意が必要です。

どうしても低温やけどや液漏れのリスクはゼロにはならないので、安全重視なら別の選択肢を考えたほうがいいでしょう。

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蓄熱式充電式湯たんぽの寿命


蓄熱式湯たんぽの寿命は、一般的に2~3年程度と言われています。

しかし、これはあくまでも目安であり、使用頻度や環境によって大きく変わってきます。

寿命が短くなる原因

  • 頻繁な使用: 頻繁に充電・放電を繰り返すと、蓄熱材の劣化が早まります。
  • 高温多湿な環境: 高温多湿な場所に放置すると、内部の部品が錆びたり、変形したりする可能性があります。
  • 衝撃を与える: 落としたり、ぶつけたりすると、内部の部品が破損する恐れがあります。

寿命を延ばすための対策

  • 適切な保管: 使用後は乾燥させてから、涼しい場所に保管しましょう。
  • 丁寧な取り扱い: 落としたり、ぶつけたりしないように注意しましょう。
  • 定期的な清掃: 表面を清潔に保ちましょう。

寿命がきたサイン

  • 蓄熱時間が短くなった: 以前より短時間で冷めてしまうようであれば、蓄熱材の劣化が考えられます。
  • 温度が上がらない: 十分に充電しても、以前ほどの温度にならない場合は、発熱体の故障が考えられます。
  • 異臭がする: 焦げ臭いなどの異臭がする場合は、内部の部品が損傷している可能性があります。

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蓄熱式充電式湯たんぽは体に悪いについてまとめ

充電式湯たんぽは「体に悪いのでは?」と心配されがちですが、実際には正しく使えば大きな健康被害につながるものではありません。

ただし、低温やけどや過充電による事故のリスクはゼロではないため、カバーを使う・充電時間を守る・粗悪品を避けるといった基本的な注意点は欠かせません。

短時間でポカポカ温まりたい人、経済的で手軽な暖房を探している人にとっては非常に便利なアイテムです。

一方で「一晩中温かさが欲しい」「軽さ重視で寝具を選びたい」という人には向かないこともあります。

充電式湯たんぽは万能ではありませんが、自分のライフスタイルに合えば最高の冬のお供になりますよ。

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