阿蘇・高千穂観光2泊3日のドライブモデルコースを、実際に体験したルートをもとに詳しく紹介します。
- 大観峰
- 阿蘇中岳火口
- 草千里ヶ浜
- 高千穂峡のボート
- 神話ゆかりの神社巡り
- 白川水源
- 見晴台駅
- 上色見熊野座神社
車移動だからこそ効率よく回れるスポットをまとめたので、「阿蘇と高千穂を2泊3日でどう巡るのがベスト?」という疑問に答えられる内容になっています。
この記事を読めば、モデルコースの流れや見どころが一目でわかり、旅行計画がぐっと楽になりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 大観峰
- 阿蘇中岳火口
- 草千里ヶ浜
- 高千穂峡
- 天岩戸・高千穂神社巡りなど
- 白川水源
- 見晴台駅
- 上色見熊野座神社
- 新阿蘇大橋
阿蘇・高千穂観光2泊3日のモデルコース紹介

阿蘇・高千穂観光2泊3日のモデルコースを紹介します。
それでは、順番に見ていきましょう。
①1日目の観光ルート
- 大観峰
- 阿蘇中岳火口
- 草千里ヶ浜

1日目は阿蘇の大自然を満喫するルートです。
大観峰は阿蘇観光で絶対外せないビュースポットです。
標高936mから眺めるカルデラの景色は、まるで大地が大きな器のように広がっていて圧巻。
特に朝方や夕方は光の加減で景色がドラマチックに変化します。
私が訪れたときは雲が多かったですが、遠くの山々までクリアに見えました。
風が心地よく吹き抜け、しばらくベンチに座ってボーッと眺めてしまったほど。
ドライブ途中の休憩にも最適で、展望台近くには売店や軽食もあります。

ここは車でアクセスも良く、駐車場も広いので安心ですよ。
SNS映えする写真もたくさん撮れるので、カメラ好きにもおすすめです。

その後は迫力ある阿蘇中岳の火口を見学。

阿蘇中岳火口は、火山のダイナミックさを間近に感じられるスポットです。
ゴウゴウと煙を上げる火口を間近で見る体験は、言葉にできないほどの迫力があります。
私が行った日は幸運にも火口見学が可能な日で、エメラルドグリーンの火口湖を目の前にして鳥肌が立ちました。
時折火山ガスの関係で立ち入り規制があるので、事前に公式サイトでチェックしてから行くと安心です。
心臓病や喘息持ちの方、気管支が弱い方はやめておきましょう!

駐車場で、確認されますよ
アクセス道路も整備されており、駐車場から火口まではシャトルバスも利用可能です。
火山活動を間近で感じられる場所は日本でも貴重なので、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

最後に草千里ヶ浜でのんびりと馬と草原の風景を楽しみます。

馬がのんびり歩く姿と広大な草原が絵のようで、阿蘇らしい牧歌的な風景を楽しめます。
観光客が自由に散策できるほか、乗馬体験も人気。
風を感じながらゆったりと景色を眺める体験は特別でした。
また、草千里展望所から眺める風景は四季ごとに表情を変えます。
春の新緑、夏の青々とした草原、秋の黄金色、冬の雪景色と、いつ行っても違う魅力を楽しめます。
宿泊は心乃間間です。こちらで詳しく紹介しています。

②2日目の観光ルート
- 高千穂峡
- 天岩戸・高千穂神社巡りなど

2日目は神話の里・高千穂を巡ります。
高千穂峡は高さ80〜100mの断崖絶壁が約7kmに渡って続く渓谷で、日本屈指の景勝地です。
ここでは貸しボートに乗って真名井の滝を間近に眺める体験ができます。
私が体験したときは、滝の水しぶきがボートに降り注ぎ、まるで大自然の中に抱かれているような感覚でした。
岩壁がすぐそばに迫るスリルもあり、非日常感がたっぷりです。
ボートが難しい場合でも、遊歩道から峡谷を歩きながら楽しめるので安心ですよ。


次に訪れるのは、日本神話の舞台「天岩戸神社」です。
天照大神が隠れた洞窟「天岩戸」を御神体とする由緒ある神社で、参拝すると強いエネルギーを感じます。

徒歩で10分ほど行くと「天安河原」という大きな洞窟があります。ここは八百万の神々が集まって天照大神を外に出す相談をしたとされる場所。
洞窟内には無数の石が積み上げられ、独特の神秘的な雰囲気を漂わせています。
実際に訪れると、空気がひんやりしていて静寂の中に包まれる感覚でした。
心が洗われるような場所なので、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。



2日目の締めくくりは「高千穂神社」。
高千穂八十八社の総社で、縁結びや家内安全のご利益があると言われています。

境内には樹齢800年を超える杉があり、圧倒されるほどの神聖さを感じます。
夜には「高千穂神楽」が開催され、毎晩20時から観光客向けに伝統芸能が披露されます。
神話を題材にした舞は幻想的で、日本の伝統文化を肌で感じられるとのことです。
非日常の時間を過ごせるので、心に深く残る旅になりますよ。
このルートは「自然」と「神話文化」を一度に体験できる贅沢なプランです。
宿泊は、竹楽亭です。こちらの記事で詳しく紹介しています。

③3日目の観光ルート
- 白川水源
- 見晴台駅
- 上色見熊野座神社

3日目は名水と秘境神社を訪れるルート。
朝は白川水源の湧き水で心をリフレッシュし、その後はCMで話題になった見晴台駅や上色見熊野座神社で異世界のような雰囲気を楽しみます。
最後は新阿蘇大橋ルートを通り、絶景を眺めながら空港へ向かいます。
白川水源の透明度は本当に驚くほどで、ペットボトルに汲んで帰る観光客も多いです。
透明度が高く、池の底の砂が動く様子まで見えるほど澄んだ水です。
私が訪れたときは、青く輝く水面と涼しい空気に包まれ、まるで別世界にいるようでした。
周辺には売店やカフェもあり、湧水を使ったコーヒーや豆腐も人気。阿蘇の恵みを味覚でも堪能できます。

そして、白川水源から車で15分程くらいの所に見晴台駅があります。

ここはCMでもおなじみの場所ですよ。
ホームからの景色はその名の通り見晴らしが良く、阿蘇五岳を望む絶景が広がります。
のどかな時間が流れ、まるで映画のワンシーンのような雰囲気。
鉄道ファンはもちろん、写真好きにもおすすめの場所です。
白川水源から車で15分ほどとアクセスも良いので、観光ルートにぜひ組み込みたいスポットです。
次に訪れるのは「上色見熊野座神社」。

上色見熊野座神社はアニメの聖地としても人気で、苔むした鳥居や石段が神秘的でした。
苔むした石段と鳥居が連なる参道は、まさに異世界への入口のよう。
アニメ映画の舞台モデルになったことでも知られ、近年は聖地巡礼スポットとしても人気です。
参道を歩いていると、鳥の声と風の音だけが響き、神秘的な雰囲気に包まれます。
境内の奥にある「穿戸岩」は大きな岩に穴が空いており、「試練を乗り越える象徴」とされています。
受験生や仕事の成功を願う人々から信仰を集めていますよ。
帰路も絶景ドライブで締めくくれるのが嬉しいポイントです。

阿蘇・高千穂観光を楽しむための情報
阿蘇・高千穂観光を楽しむための実用情報を紹介します。
実際に行ってみると便利だったポイントや、旅行計画に役立つ情報をまとめました。
①阿蘇でおすすめの宿泊エリア
阿蘇・高千穂を2泊3日で巡る場合、宿泊は「阿蘇エリア1泊+高千穂エリア1泊」がおすすめです。
初日は阿蘇の観光地に近い南阿蘇で宿泊し、温泉と郷土料理で疲れを癒せます。
2泊目は高千穂町で宿泊すると、夜神楽を鑑賞したり、翌日の観光に便利です。
高千穂の宿は民宿や旅館も多く、地元食材を使った料理が楽しめますよ。

私達は、南阿蘇に2泊しました。

②移動時間とドライブの注意点
阿蘇と高千穂は車での移動が基本。
1日の移動距離は100〜150km程度なので無理のない範囲です
ただし、阿蘇は山道が多くカーブも多いので、酔いやすい方は酔い止めを準備しておくと安心です。
また、高千穂峡周辺は道が狭く駐車場も混み合うので、朝早めの到着がおすすめです。

私も午前中に到着してボートをスムーズに利用できました。
③旅のベストシーズン
阿蘇・高千穂は四季折々の魅力があります。
春は新緑と花々が美しく、夏は涼しい高原で快適に過ごせます。
秋は紅葉が渓谷を彩り、冬は澄んだ空気と雪景色が楽しめます。
私達は夏に行きましたが、観光と気候のバランスを考えると、春と秋が特におすすめです。
④子連れやカップル旅行の楽しみ方
阿蘇・高千穂は子連れやカップルにも最適な旅先です。
道の駅や牧場も多いので、家族でグルメを味わうのもおすすめです。
カップルには高千穂峡のボートや夜神楽鑑賞がロマンチック。
阿蘇の温泉宿でのんびり過ごすのも良い思い出になります。
どんな旅のスタイルでも楽しめるのが阿蘇・高千穂の魅力です。
⑤空港への便利なアクセス
観光を終えたら、熊本空港までは車で約30分。国道57号線を通ればスムーズにアクセスできます。
レンタカーを利用している場合は、空港周辺に返却可能な営業所が多いので便利です。
私達もこのルートで空港に向かいましたが、道中も景色が美しく、最後までドライブを楽しめました。
飛行機の時間に余裕を持ちつつ、阿蘇の自然に見送られながら帰路につくのは、とても贅沢な締めくくりです。
まとめ|阿蘇・高千穂観光2泊3日のモデルコースは絶景と神話を満喫できる旅
阿蘇・高千穂観光モデルコースの見どころ |
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大観峰の大パノラマ |
高千穂峡でボート体験 |
白川水源の澄んだ水 |
阿蘇・高千穂観光2泊3日のモデルコースは、車を使って効率よく絶景と神話の舞台を巡れる贅沢なプランです。
1日目は阿蘇の大自然に癒され、2日目は高千穂で神話と文化に触れ、3日目は名水や秘境神社で心をリフレッシュできます。
私も実際に体験して、移動のしやすさと観光の満足度の高さを実感しました。
家族旅行やカップル旅行にもぴったりで、一生の思い出になること間違いなしです。
阿蘇・高千穂を巡る旅を計画している方は、ぜひこのモデルコースを参考にしてくださいね。