車で松本と安曇野をゆったり巡るモデルコースを紹介します。
国宝・松本城や大王わさび農園、長峰山の雲海など、どの季節に訪れても期待が大きい！
初めての長野旅にもぴったりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
| 1日目 | 2日目 |
|---|---|
| 国宝松本城 旧開智学校 大王わさび農園 アルプスあづみの公園 | 長峰山展望台 穂高神社 |
車あり松本安曇野1泊2日観光モデルコース
車ありの松本安曇野1泊2日観光モデルコースで信州を満喫できる旅をご紹介します。
それでは、順番に解説していきますね。
①モデルコースの全体概要
今回の車ありで松本安曇野１泊２日観光モデルコースは、松本をスタート地点にして安曇野エリアをぐるっと巡る旅です。
1日目は、松本城・旧開智学校といった歴史スポットを散策し、ランチに大王わさび農園で名物の「わさび丼」を味わい、夜は国営アルプスあづみの公園のイルミネーションで締めくくる流れ。
2日目は、早朝に長峰山展望台で雲海を見て、穂高神社で心を整えるという「自然×癒し」の構成です。
車移動が前提なので、公共交通機関では難しいスポットも効率よく回れるのが魅力です。
特に冬〜春にかけては空気が澄んでおり、山々が美しく見える最高のシーズンですよ。
②移動距離と所要時間の目安
1日目の移動距離はおおよそ35〜40kmほど。
松本市街から安曇野市内を走るルートなので、運転が得意でなくても安心です。
2日目は朝に長峰山展望台を訪れ、穂高神社を経由して松本方面に戻るルートで、走行距離はおよそ30kmほど。
移動がコンパクトなので、観光にゆとりを持ちながら過ごせるのが特徴です。
③車で巡る松本安曇野旅の魅力
松本・安曇野エリアの魅力は、車があることで何倍にも広がります。
たとえば大王わさび農園や長峰山展望台などは、電車やバスではアクセスが難しい場所。
でも車なら自分のペースで立ち寄れます。
少し車を停めて写真を撮ったり、地元の直売所に寄り道したりするのも旅の醍醐味ですよ。
１日目の観光モデルコースで巡る松本の名所４選
１日目の観光モデルコースで巡る松本の名所４選をご紹介します。
歴史、グルメ、自然、夜景と、松本の魅力を丸ごと体験できる贅沢な1日です。
①国宝・松本城で歴史に触れる
まずは松本観光の代名詞、国宝・松本城からスタートしましょう。
黒と白のコントラストが美しい「烏城（からすじょう）」とも呼ばれ、戦国時代の名残を色濃く残す貴重な五重天守です。
お堀に映る姿は本当に美しく、鏡のように映し出されます。
天守閣からは松本市街と北アルプスの山並みが見渡せ、晴れた日は遠くに槍ヶ岳や穂高岳まで見えることも。
所要時間は見学・写真タイム込みで1時間程度。
開城時間は8:30〜17:00（季節により変動）なので、朝イチの訪問がおすすめです。
駐車場は「市営松本城大手門駐車場」が便利で、城まで徒歩約5分です。
②旧開智学校で明治の雰囲気を感じる
松本城から徒歩約10分ほどで、国の重要文化財「旧開智学校」に到着します。
ここは日本で最も古い小学校の一つで、1876年に建てられた擬洋風建築が特徴。
外観は洋風なのに、屋根には和風の破風や装飾が施され、和洋折衷の不思議な美しさがあります。
校舎内には、当時使われていた机や教科書が展示されていて、明治時代にタイムスリップしたような気分になります。
観覧料は大人400円。静かな雰囲気の中で、かつての教育の息吹を感じてみてくださいね。
③大王わさび農園で名物「わさび丼」ランチ
午後は安曇野市に移動して、大王わさび農園へ。
ここは日本最大級のわさび農場で、澄んだ湧き水の流れる美しい景観が広がっています。
ランチには、ぜひ名物の「本わさび丼」を食べてみてください。
すりたての生わさびを自分でおろして、アツアツのご飯にのせて味わう一品です。
鼻にツンと抜ける辛味と、ご飯の甘みのバランスが絶妙！一度食べたらクセになります。
他にもわさびソフトやわさびコロッケなど、気軽に食べ歩きできるグルメも豊富。
駐車場は広く、観光バスも停まれるので車旅でも安心ですよ。
④国営アルプスあづみの公園の幻想的イルミネーション
1日の締めくくりは、「国営アルプスあづみの公園」へ。
冬季限定で開催されるイルミネーションは、北アルプスをテーマにした壮大な光の演出が見どころです。
時には花火も打ち上げられますよ。
点灯時間は17:00〜21:00ごろ（シーズンにより異なります）。気温が下がるので、暖かい服装を忘れずに。
駐車場は無料で、広々としているため夜のドライブの締めにもぴったりです。
２日目の観光モデルコースは安曇野の雲海と穂高神社
２日目の観光モデルコースは安曇野の雲海と穂高神社です。
①長峰山展望台で雲海を望む
2日目のスタートは、朝焼けに包まれる長峰山展望台から。
標高933mの山頂からは、安曇野の田園風景と北アルプスの山並みが一望できます。
特に秋から冬にかけての早朝には、幻想的な雲海が広がることも。
ただし、道幅が狭く、カーブが続く山道を登る必要があります。
夜明け前の暗い時間帯は少し危険なので、運転に自信がない方は無理をせず、日中の訪問に切り替えるのがおすすめです。
駐車場から展望台までは徒歩約3分。早朝は冷え込むので、防寒対策をしっかりして出かけましょう。
雲海の上に太陽が昇る瞬間は、まさに「心が洗われる」ような光景ですよ。
②穂高神社で心を整える安曇野の朝
長峰山を下りたら、安曇野の中心にある「穂高神社」へ向かいます。
穂高神社は、日本アルプスの守護神・穂高見命を祀る由緒ある神社で、登山者や地元の方々から厚く信仰されています。
境内は緑に囲まれ、どこか厳かな空気が漂っています。
本殿の奥には「船形社」という珍しい社殿があり、航海安全や人生の道を正すご利益があるといわれています。
駐車場は広く、無料で利用可能。
参拝後は、門前のカフェや土産店で「おやき」や「わさびスイーツ」を楽しむのもおすすめですよ。
③運転が苦手な人におすすめの代替プラン
長峰山のような山道ドライブに不安がある方は、代替プランとして「安曇野ちひろ美術館」や「安曇野アートヒルズミュージアム」などをおすすめします。
どちらもアクセスしやすく、平坦な道が続くため、安心して楽しめます。
ちひろ美術館では、絵本画家・いわさきちひろの世界に触れられ、癒しの時間を過ごせます。
美術館の庭には四季折々の花が咲き、フォトスポットとしても人気ですよ。
一方のアートヒルズミュージアムでは、吹きガラス体験ができたり、安曇野のクラフト作品を購入したりと、ものづくりの楽しさを味わえます。
どちらも時間に余裕があれば立ち寄りたいスポット。
運転に自信がなくても、十分に安曇野の魅力を体験できます。
車あり松本安曇野１泊２日モデルコースまとめ
今回紹介した車あり松本安曇野1泊2日観光モデルコースは、自然・歴史・グルメをバランスよく楽しめる内容になっています。
1日目は松本城や旧開智学校で歴史に触れ、わさび農園で安曇野グルメを堪能。
夜はイルミネーションで心が温まるひとときを過ごします。
2日目は早朝の長峰山展望台で雲海とご来光を眺め、穂高神社で心を整える。
車があることで、移動の自由度が高まり、観光地を自分のペースで楽しめるのがこの旅の魅力。
運転に不安がある方は、無理のない時間配分と余裕を持ったスケジュールで行動すれば安心です。
どの季節も違った表情を見せる松本と安曇野。きっと、あなたの心に残る景色が見つかるはずです。
このモデルコースを参考にして、あなたの“信州の休日”を最高の思い出にしてくださいね。